スマートグリーン電力会社の泓徳能源は、グリーンエネルギーのより良い暮らしを共創するため、コアとなるグリーン電力技術で社会に貢献するべきであると考えています。
地球温暖化対策や環境問題への取り組みは、全世界で避けられない課題となっています。泓徳能源は長期的かつ安定したクリーンエネルギーの提供に注力するほか、より多くの人が「持続可能な思考力」を持てるようになる効果的な方法について考えています。
泓徳は1987年に第42回国連総会で発表された『Our Common Future:我ら共有の未来』のコアコンセプトである「将来世代のニーズを満たす能力を損なうことが無いような形で、現在の世代のニーズも満足させるような開発」を達成するため、学校の「エネルギー教育プログラム」への長期的な取り組みを決断し、将来世代が幼い頃から環境およびエネルギーの自分自身とのつながりを意識できるように尽力しています。泓徳は自社のエネルギー分野における専門性と強みにSDGs目標4(質の高い教育をみんなに)、SDGs目標7(エネルギーをみんなに そしてクリーンに)、SDGs目標11(住み続けられるまちづくり)、SDGs目標13(気候変動に具体的な対策を)など、さまざまな持続可能な開発目標を組み合わせ、同プロジェクトを推進しています。
学校のエネルギー教育プログラムは次の3つのテーマを組み合わせています:地域の環境と気候変動の理解。エネルギー変革の脈絡の理解。環境に影響を与える個人的な行動。アメリカのSTEM.orgに認証された積木のボードゲーム、環境を意識した面白い動画、交流、質疑応答を通じて、子供たちの環境やエネルギーの課題に対する思考や興味を引き起こすコースとなっています。笑い声の絶えないコースで、子供たちに馴染みのないエネルギーに関する知識とのギャップが瞬時に縮まっています。
新しい学校に行き、より多くの学生と触れ合うたびに子供たちが美しい地球を守るための意識的な行動を起こせるようになっています。コース終了後の学習シートを見ると、子供たちが発電による炭素排出量の効果的な削減や地球環境を改善できる「再生可能エネルギー」に高い関心を持っていることがわかります。生き生きとしたイラストやテキストを通じて子供たちの心にエネルギー教育の小さな苗を植え、将来的に大きな木に育てることを目指しています。
泓徳能源はグリーンエネルギー教育の推進に全力を尽くすべきであると考えています。
泓徳能源は2021年、苗栗県蟠桃小学校のバスケットコートが長い年月の経過により老朽化し、屋根もないため、天候の良し悪しが住民や学生のレクリエーション、スポーツ、イベントの進行に影響していることに気付きました。泓徳能源は政府のグリーンエネルギー政策に基づくより良いバスケットコートを提供するため、バスケットコートを太陽光発電球場へ改造する資金を提供しました。
施工期間中、感染症の拡大や設計の変更など、課題や困難に直面しましたが、忍耐強いコミュニケーションと調整、エンジニアリング品質の厳格なモニタリングにより、無事に完了し、郊外にグリーンエネルギー発電を特長とする屋内球場を作り出しました。この太陽光発電球場は、環境保護のコンセプトを取り入れながら、地元の小学生や住民に快適な活動スペースを提供しています。同太陽光発電球場の2021年の累計発電量は589,779kwhに達しました。
太陽エネルギー発電工事の完了後は、当社の従業員をエネルギー教育講師として学校に派遣し、エネルギー教育をさらに推進しています。小型の太陽光パネルを使用したエネルギーの利用方法の実演により、エネルギーと生活の密接な関係を認識し、生活、環境保護、エネルギーの関係について考えてもらいます。当社は蟠桃小学校の学生200名以上と交流しています。
当社はこういった方法で、小学生が経済を発展させながらエネルギー効率を改善し、無駄を減らす方法を理解できるように導いています。当社は引き続きエネルギー教育を推進するほか、さまざまな教育レベルを対象としたエネルギー教育のテーマを作成し、学生が再生可能エネルギーを知り、生活の中でさまざまな応用ができるように導いていきます。
小学生にグリーン電力を伝える太陽エネルギー移動式ムービーカー
泓徳能源は『美力台湾3D』の曲全立監督と共同で、3D移動式ムービーカーのコンセプトをサポートしています。当社は車の屋根に太陽光パネルを設置するほか、貯蔵設備を追加し、アジア初の3D移動式太陽エネルギームービーカーをサポートしています。これにより、ムービーカーは自家発電で国内を巡りながら映画を上映する「グリーンエネルギーのある暮らし」を完璧に実践できりようになりました。
曲全立監督「美しさとは一種の力です!台湾のためにより良いものを記録していきます」曲全立監督は10年をかけて台湾に存在する素敵な人々、物事、物体を記録し、蘭嶼から中央山脈、スモールタウンや農村から賑やかな都会、自然の風景から伝統的な職人技に至るまで、それぞれの美しい瞬間を映像に収めてきました。
また、これらの映像を利用して、台湾初の高解像度Blu-ray Disc『世紀台湾』や「3D FORMOSA」シリーズなどの作品を発表しています。自身の成長物語と手術後の心境の変化からインスピレーションを得て、「美力台湾3D移動式ムービーカー」巡回公演プロジェクトを立ち上げ、郊外における3Dムービーの巡回公演の範囲を拡大し、より多くの子供たちに楽しみを届けたいと考えています。当社は曲全立監督の理想とするエネルギーの提供をサポートし、ムービーカーの台湾各地における素晴らしい動画の上映を通じて、より多くの人々に美しさを届けています。
美力台湾の移動式ムービーカーは、次世代のビジョンと夢を刺激する旅を続けています。これまでにムービーカーは260,000km以上を走り、約3,000の学校、210以上の恵まれない人々の施設を訪れ、260,000名以上の小学生にインスピレーションを与えてきました。平均すると、1km走行するごとに1名の子供に感動を与えています。
泓徳能源は郊外の子供たちを笑顔にする美力台湾に感銘を受け、当社と美力台湾は正式に公共福祉パートナーとなりました。泓徳能源の謝源一董事長(取締役会長)は次のように述べています。「郊外では不安定な電力やコンセントの老朽化といった問題が発生することがあるため、曲監督と連絡を取り、泓徳のコア技術を利用して車の屋根に太陽光パネルを設置するほか、エネルギー貯蔵設備を追加するなど、迅速にソリューションを提供しました。こうして、ムービーカーはフル充電後、1日を通して少なくとも2本の映画を上映する電力を供給できるようになり、美力台湾は電力供給の問題に悩まされることがなくなりました。同時に電力を消費しながら充電できるという小型マイクログリッドのコンセプトを実現しています。
こうして、台湾で唯一の3D移動式ムービーカーはグリーンエネルギーによる電力供給で映画を上映できるほか、子供たちに太陽エネルギーの応用、そしてグリーンエネルギー発電が遠い存在ではなく、暮らしの一部であることを直接伝えることができるようになりました。移動式ムービーカーはコンテンツも充実させており、3Dムービーのほか、生き生きとした面白い動画の上映を開始し、子供たちに再生可能エネルギーを伝え、幼い頃から持続可能な環境の意識を育てています。このような提携を通じて、当社はグリーンエネルギーと教育を組み合わせ、次世代のためのより持続可能な未来を築くことができます」。